2026/10/27
自社のホームページはPHPで動いている? 確かめる3つの方法と、制作会社への聞き方
セキュリティホームページ
先日、ホームページや業務システムによく使われる「PHP」に重大な弱点が見つかったことをお伝えしました(PHPの重大な脆弱性、ホームページや業務システムは大丈夫?)。このとき多かった疑問が、「そもそも、うちのサイトはPHPなのか分からない」というものです。この記事では、専門知識がなくても確かめられる方法を紹介します。
まず知っておきたいこと
PHPは、サイトの裏側で動く部品です。見た目には現れないので、普通にサイトを見ているだけでは分かりません。
- PHPで動いているサイトは、更新の対象になる
- 一方、出来上がったページをそのまま置くだけの作り方(静的なサイト)は、PHPを使わないことがある
- 問い合わせフォームや予約機能だけがPHPで動いている、というサイトもある
「サイト全体」ではなく、「どの機能がPHPか」を分けて考えるのがコツです。
確かめる3つの方法
1. 制作会社に聞く(いちばん確実)
作った会社が分かっていれば、メールで次のように聞けば足ります。
当社のホームページ(問い合わせフォームなども含めて)は、PHPで動いていますか。動いている場合は、現在のPHPのバージョンと、最近の脆弱性への対応状況を教えてください。
ここで大事なのは、「バージョン」と「対応状況」を一緒に聞くことです。「大丈夫です」だけの返事では、確認したことになりません。
2. WordPressなら、管理画面で見る
WordPressは、PHPで動く仕組みです。WordPressを使っているサイトなら、管理画面にログインして、メニューの「ツール」から「サイトヘルス」を開き、「情報」のタブのサーバーの欄を見ると、PHPのバージョンが載っています(お使いの版によって、表示の名前は多少異なります)。
3. サーバーの管理画面で見る
レンタルサーバーの管理画面には、PHPの設定や表示の項目があるのが一般的です。ここでバージョンを確認できるサーバー会社が多くあります。ログイン情報が分からないときは、次の「聞き方」へ進んでください。
見てもらうときのポイント
- バージョンの数字:古い版は、サポートが終わっていることがあります。数字は、必ず控えておきます。
- 誰が更新するのか:サーバー会社が自動で行うのか、制作会社が作業するのか、自社で行うのかを決めておきます。
- ほかのシステムも対象:ホームページのほかに、受発注や予約など、自社専用のシステムがPHPで動いていないかも確認します。
分からないときは
- 制作会社と連絡が取れない
- サーバーの管理画面に入れない
- 回答を聞いても、内容が分からない
こうした場合は、状況を整理するだけでも前に進みます。きんぎょ堂でも、他社が作ったサイトやシステムの確認をお受けしています。お気軽にご相談ください。
まとめ
- PHPは裏側の部品なので、見た目では分からない
- 確かめる方法は、制作会社に聞く、WordPressの管理画面、サーバーの管理画面の3つ
- 聞くときは、「バージョン」と「対応状況」をセットで聞く